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技術開発(2)エンジンシミュレータの製品化

試験機の製作実績




この音の正体は

 クルマを運転する方ならば、耳慣れたエンジン始動音だと思われるのではないでしょうか。キーをひねり、セルモータ(スタータ)が 回る、あのと きの音。詳しい方なら排気量 や、ひょっとしたら車種まで想像できるかもしれません。

 実は、これは本物のエンジンではありません。ご依頼を頂き、当社で開発したエンジン シミュレータの音です。シミュレータは、クル マのエンジ ンの動きを忠実に再現していま す。このため、スタータを回転させ、シミュレ ータのギアとかみ合わせると、あたかもエン ジンを始動したかの ような音が聞こえてくる のです。この音こそ、精度の高い制御の証 と言えます。

 もちろん、エンジンの回転波形のデータは 本物のエンジンを動かして集める必要があ ります。その波形を使ってモータを制御する ことで、エンジンと同じ動きを模擬すること が可能となります。さらに、収集した波形を 加工すれば、「より理想に近い回転の再現」 「異常発生の再現」といったことも可能になります。

 また、本物のエンジンを使わずに、エンジ ンの周辺機器のテストができるのは大きな利点です。本物のエンジンはガソリンを燃 焼し、排気ガスを排出しますが、モータなら、その心配は不要で管理が楽です。データさえあれば1台で何種類ものエンジンの 動きを再現することができます。シミュレータのメリットを実感できる製品ではないかと考えております。