- Q.
- 入社のきっかけは?
- A.
- 「以前はメーカで、自社の生産設備を作る部署に在籍していました。入社直前は三重県の会社で生産ラインに居たんですよ。もう少し制御的なことがやりたいなあと思って仕事を探しました。豊和電機は就職活動でお邪魔したうちの3社目かな。首都圏に出ることも考えましたけど、車を買ったばかりで(笑)駐車場が確保できないと困るし、でも三重県だと愛知県ほど製造業は多くないし。それで、こちらにしようかなと思って入りました」
- Q.
- 入ってみてどうでしょうか。
- A.
- 「僕は上司からあれこれ言われるのが苦手。でも豊和電機だと、上の人は何も言わないんですよ。それがすごく自分の性格に合っとったんですね。自分で仕事を進められるっていう点はいいっすね」
- Q.
- 何も言わなくて不安じゃないですか。
- A.
- 「正直、自分がどこまでやればいいのか、分からないときがあります。だから、どんどん仕事に突っ込んで行ってしまって。制御といっても、やっていたのはかなり前ですし、僕は、今使ってるオムロンや三菱電機の製品を使ったことがなかった。入社当時は素人みたいなもんですから。でも先輩に質問すれば答えてもらえたし、参考になる図面やデータはたくさんありました。そうやって仕事を覚えてきたという感じでしょうか」
- Q.
- そういう人の方が向いている?
- A.
- 「積極的な人がいいんじゃないっすか。僕は腹が立ったら年配の方にもつい怒っちゃうし、言いたいことは言ってます。でも“溝”ができるようなことはないですよ。行け行けドンドン、というか、そういうタイプの人がいいかなと思いますね。以前勤めた会社では仕事が細かく分かれていて、任されることは限られていました。豊和電機の場合は逆です。自分で『やろう』と思ったら任せてもらえるので、仕事の幅を広げられる。だから、同じことの繰り返しではつまらない、という人に向いているでしょうね。大変かもしれないけど、ここでそれなりに仕事ができるようになれば、どこでも食っていけるんじゃないですかね」
加藤祐志(かとう・ゆうし)
1977年生まれ、三重県出身。大手電気メーカーなどを経て2004年入社。制御全般を担当。愛車はアクセラ。